分野 | コース番号 | BCP/BCM/SMSコンサルティングコース概要 | 税抜き料金 (単位:万円) |
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BCP/BCM | 1 | BCM地震津波の実装 ☞ BCMを策定していない大学や企業が対象です。BCP策定の際には、専門家がハザードの特定を含む現地調査、担当者との会議を行います。BCMには次の項目が含まれます。BIA、災害対策本部とその傘下の各対策班の組織構成、各対策班の班員と役割、災害対策本部と各対策班責任者の代行順位、災害発生時の従業員等の行動基準、非就業時の対応、非常時優先業務表、RTO/RLO含む災害復旧工程表、備蓄食料資器材の基準表、ライフラインが利用できない場合の対応、発災フェーズ1から完全復旧フェーズ5までの災害業務、帰宅困難者の対応、顧客・協力会社等の対応、現地での中核事象継続、代替施設・分散拠点での事業継続、BCPの実行及び地震津波に備えた教育訓練、BCM職場巡視、BCM内部監査の手法と内容。大学の場合は、至る場所で教育研究活動が行われていることから実験室、海浜、山岳、海上・海中での命を守る行動、学生の安否確認、研究室(教員・研究者)の発災時の対応と被害軽減措、研究室での被害発生時の対応、大学の組織構造特有の指揮命令系統、被災住民支援など企業とは異なる項目がBCP本文、訓練、巡視、監査に追加されます。 | 30~50 |
2 | BCP地震津波の訓練(各対策班の個別訓練と火災・避難・通報などを含む総合訓練) ☞ BCPは策定しているが、今まで訓練を行ったことがない大学や企業又は訓練に多大な時間を割くことができない組織をサポートします。限られた時間(30分など)で訓練をする方法、効果的な訓練計画の作成や実際の訓練を専門家と一緒に行い、組織的にBCPを運用することができるようになります。BCP自体に問題点があればその文書で改善策を提供します。BCP自体の更新又はBCMへの変更にも別途対応します。 | 15~20 |
3 | BCP地震津波の監査(BCP文書・訓練記録・現地調査など) ☞ BCPは策定したが地震津波が発生した時にBCPが役に立つか不安な大学や企業をサポートします。専門家が現地で監査を行い策定されたBCPの問題点を明確にして改善策を提供します。BCP自体の更新又はBCMへの変更にも別途対応します。 | 15~20 |
4 | BCP地震津波以外の自然災害のBCP策定と訓練(猛烈な台風・大火災・大洪水) ☞ 気候変動で猛烈な台風や大洪水の多発が予測されています。これら災害による被害を最小限にするとともに早期の事業再開を確保するためのBCPを策定します。このBCPに基づいた訓練の実施をサポートし、問題点が生じた場合には改善策を取り入れてBCPをアップデートします。 | 15 |
SMS | 5 | 事故再発防止及び事故未然防止対策を含むSMSの構築/実装 ☞ 人身事故・労災など、大学を含む組織では多種多様な事故やヒヤリハットが発生しています。これらの事故の再発防止及び未然防止を行いたい組織をサポートします。大学や企業の実態を調査して問題点を可視化し、組織の安全管理ガイドライン、事故防止ツールの導入、ニアミス収集分析ツール、SMS及び安全文化の構築を行います。BCP重大事故の策定も本コースに含まれます。本コースは組織の現状と課題の調査分析を行うため組織の全面的な協力を必要とし、関係者との対面/リモート会議を複数回実施します。 | 30~50 |
事故分析 | 6 | 事故データの分析 ☞ お客様がエクセル/ワード文書で蓄積・保管した事故データを事故モデルを用いて分析し、事故発生の要因、事故の引き金となるエラーが多く発生するプロセスの可視化、データに基づく事故再発防止対策を文書で提供します。事故データは、事故件数20件を最低の単位とします。料金はお客様のニーズに合わせて調整します。 | |
研修・講習 (グループ学習) | 7 | 大学や研究機関での事故防止のための手法、科学的事故調査分析、報告書作成の研修 ☞ 大学では教育研究のための多種多様な実験が行われ産業とは異なるタイプの事故が発生しています。本コースではこれらの事故発生件数を削減するため、事故発生メカニズムや事故モデルの理論に基づいたツールを提供し、教職員学生が安全に事故を未然に防止する方法をマスターできるようになります。研修には次の項目が含まれます。大学や産業界で事故が繰り返し発生する理由、ヒューマンエラー、ヒューマンファクター、シェルモデルと事故要因、スイスチーズモデルと多重防護層、事故・インシデント・ニアミスの実例と理論、リスクアセスメントとリスクマネジメント、大学に適用できる安全管理システム、リスク低減の階層的構造、事故モデルの種類と背景、RMQMPモデル、科学的事故調査の概要、現場調査と事故調査手法、インタビュー手法、事故分析手法、事故調査報告書作成、大学で発生する事故の要因一覧表。事故調査分析と報告書作成の実技が含まれます。本コースの内容は、Accdent Prevention and Investigation: A Systematic Guide for Professionals, Educators, Researchers, and Students (Fukuoka 2025)に基づいて行われ、参加者には同書をベースにした参考資料が提供されます。グループではなく個人での受講を希望する場合、リモート、料金、スケジュールなど相談に応じます。研修時間4時間 | 8 |
8 | 大学や企業でなぜ事故が繰り返し起きるのか?事故防止のアプローチ ☞ 大学や企業では毎年多くの事故が発生し、同じ事故が年月を経て繰り返し起きています。本コースでは事故が繰り返す理由を科学的アプローチで説明し、事故を防止するための手法を解説します。本コースには次の項目が含まれます。大学や産業界で事故が繰り返し発生する理由、ヒューマンファクター及びシェルモデルと事故要因、スイスチーズモデルと多重防護層、安全管理システム、リスク低減の階層的構造、大学や産業に適用できる事故モデル、RMQMPモデルと事故防止。本コースの内容は、Accdent Prevention and Investigation: A Systematic Guide for Professionals,Educators, Researchers, and Students (Fukuoka 2025)に基づいて行われ、参加者には同書をベースにした参考資料が提供されます。グループではなく個人で受講を希望する場合、リモート、料金など相談に応じます。講習時間1時間 | 3 |
9 | 海・川・山で発生する事故の防止手法 ☞ 海洋・川や山岳で事故が繰り返す理由と事故発生の防止方法を事故データの分析と事故発生のメカニズム・事故モデル理論を用いて分かり易く説明します。本コースには遊泳、SUP、釣り、スノーケリング、ダイビング中、河川、山岳登山中や雪崩巻き込まれ事故の事故防止方法、事故に遭遇した時に助かる方法などを含んでいます。参加者は、過去に実際に起きた事故を科学的調査分析手法を用いて得られた事故寄与要因と事故防止対策を学ぶことで事故を未然に防止することができるようになります。参加者には本コースで用いた参考資料が提供されます。グループではなく個人で受講する際、リモート、料金など相談に応じます。講習時間1時間 | 3 |
大学等 からの依頼 | 10 | 7~9のコースを大学・高専など教育機関が申し込む場合は、通常の謝金と同額で提供します。 | |
講演依頼 | 11 | (1)BCMの基礎知識と南海トラフ地震と首都直下型地震に対応するBCM策定(講演時間45分:以下同じ) (2)BCM(BCP含む)を構築する手法とポイント (3)ダイビング・スノーケリング事故の実態と事故防止の方法(理論と実践) (4)船舶の海難事故分析と事故未然防止の方法(理論と実践) (5)なぜ事故は繰り返すのか?理論と実践に基づく事故防止 (6)危機管理と安全管理の基礎と応用(理論と実践) (7)その他、危機管理と安全管理、BCM/BCPに関する講演 | |